第65回 歴史小説と時代小説をダイナミックに融合させた随一の書
    『影武者 徳川家康』 隆慶一郎
 (2009・5・19)

第64回 昔の本を読み返して思い出した、衒いのない物語の力強さ
    『恩讐の彼方に』 菊池寛
 (2009・4・21)

第63回 垂涎の的i pod touchを自由自在に操るためのガイドブックに酔いしれる
    『iPhone/iPod touch Application Guide』 秦市郎、久保内信行、
                          タブロイド著
 (2009・4・14)

第62回 1秒に起こることをつなげていくと分かってくる恐ろしいこと
    『1秒の世界』責任編集 山本良一  Think the Earth Project編
(2009・4・7)

第61回 日本人を感動させたアメリカ人女性、町興しのすべて
    『セーラが町にやってきた』 清野由美
 (2009・3・31)

第60回 日本人として読んでおくべき貴重なノンフィクション
    『男たちの大和』 辺見じゅん
 (2009・3・10)

第59回 特異な存在の映画監督兼俳優が描き出す秀逸なユーモア
    『羽根むしられて』 ウッディ・アレン
 (2009・3・3)

第58回 世の経営者が影響を受けるべき、不世出の起業家の人生
    『立石一真「できません」と云うな』 湯谷昇羊
 (2009・2・24)

第57回 太陽の黒点が減少していることから思い出した一冊の書
    『太陽活動と景気』 嶋中雄二
 (2009・2・3)

第56回 人が行くことを嫌がるところに行くことができるだろうか
    『後世への最大遺物』 内村鑑三
 (2009・1・27)

第55回 経済をネタにしたエンタテインメント小説の醍醐味を味わう
    『マグマ』 真山仁
 (2008・1・20)

第54回 金融には高等な手法も、犯罪を手助けする手口もあることがよくわかる
    『マネーロンダリング』 平尾武史/村井正美
 (2008・1・14)

第53回 相変わらずベンチャーが育たない日本の現状を的確に指摘
    『ベンチャーな人たち』 村上建夫
 (2009・1・7)

第52回 夢を見る人たちと旅する人に読まれる童話風冒険物語
    『アルケミスト 夢を旅した少年』 パウロ・コエーリョ
 (2008・12・22)

第51回 昭和恐慌の象徴、消えた大財閥の人間模様
    『鼠』 城山三郎
 (2008・12・16)

第50回 読んでいて幸せな気分に浸れる時代小説の痛快さ
    『一夢庵風流記』 隆 慶一郎
 (2008・11・2)

第49回 30年前の小説が古くならない「リアリティ」という名の魔力
    『華麗なる一族』 山崎豊子
 (2008・11・25)

第48回 60歳を超えた爺さんの剣と美食と男と女
    『剣客商売』 池波正太郎
 (2008・11・18)

第47回 プロの心の内側に入り込んで、伝えるサービスの本質
    『サービスの達人たち』 野地秩嘉
 (2008・11・11)

第46回 希代の食の作家が書いた牡蠣にまつわる12編のエッセイ
    『オイスターブック』 M.F.K.フィッシャー
 (2008・11・4)

第45回 誰でもが分かる「危うい未来」をしっかりと示してくれる
    『飢餓国家ニッポン』 柴田明夫
 (2008・10・29)

第44回 現代の社会構造を解明することができる刺激的な「知」の集大成
    『複雑系』 M.ミッチェル・ワールドロップ
 (2008・10・21)

第43回 時代を経てもみずみずしさを失わないパロディの最高傑作
    『倫敦巴里』 和田 誠
 (2008・10・15)

第42回 本物の知識と歴史観に裏打ちされた「読むワイン」としての一冊
    『ワインの本』 辻静雄
 (2008・10・7)

第41回 世界のホンダを作った男は、べらんめえの気持ちの達人
    『俺の考え』 本田宗一郎
 (2008・9・30)

第40回 総選挙を前に「格差社会」問題を考えるのに最適な1冊
    『格差と希望』 大竹文雄
 (2008・9・22)

第39回 漫画の枠を広げてくれる新しいジャンルの異色作
    『ピアノの森』 一色まこと
 (2008・9・16)

第38回 経済小説の大家は、この作品を書くために作家になった
    『大義の末』 城山三郎
 (2008・9・9)

第37回 男のやくざへの憧れ心をくすぐる昭和渡世一代記
    『浅草博徒一代』
 佐賀純一 (2008・9・2)

第36回 自分の友人を思い浮かべ、にやつきながら読む喜劇の面白さ
    『おかしな二人』

    ニール・サイモン 酒井洋子訳 (2008・8・26)

第35回 米国人経営者が70年前に書いた古くて新しい中国観の面白さ
    『復刊 支那四億のお客さま』

    カール・クロウ 新保民八・山田侑平訳 (2008・8・19)

第34回 今でも笑いを誘う30年前の上質なショートコントを、芝居感覚で楽しむ
    『ちょっといい話』 戸板康二
 (2008・8・5)

第33回 日がな一日畳に寝っ転がり、食事と酒のことを考えながら本を読む
    『御馳走帖』 内田百けん
 (2008・7・30)

第32回 「きみ」を主人公にした80年代の青春小説の懐かしさ
    『ブライト・ライツ、ビッグシティ』ジェイ・マキナニー
(2008・7・22)

第31回 筆舌に尽くせぬ至高の味を豪壮かつ端麗に表現した唯一の作家
    『最後の晩餐』 開高健
 (2008・7・16)

第30話 インディ・ジョーンズの向こうを張った科学的根拠のあるアドベンチャー小説
    『数学的にありえない(上・下巻)』アダム・ファウアー
(2008・7・8)

第29回 気持ちよく衰退していけるか「団塊」
    『団塊ひとりぼっち』 山口文憲
 (2008・7・2)

第28回 古き良き日本の心を持ち合わせたスポーツマンの世界
    『やわらかなボール』 上前淳一郎
 (2008・6・24)

第27回 テニスというスポーツにドラマがあった時代
    『さらば麗しのウィンブルドン』 深田祐介
 (2008・6・17)

第26回 自分の感じている気分にピッタリの小説を書いていた作家
    『風の歌を聴け』 村上春樹
 (2008・6・10)

第25回 意外性の政治家が書いた音楽体験記の巧まざる面白さ
    『音楽遍歴』 小泉純一郎
 (2008・6・4)

第24回 無邪気なアメリカが撒き散らした「毒」をロマンチックに描く
    『おとなしいアメリカ人』 グレアム・グリーン
 (2008・5・28)

第23回 面白いが腕が疲れないように工夫する必要があるギャグ漫画
    『気まぐれコンセプトクロニクル』
        ホイチョイ・プロダクションズ
 (2008・5・20)

第22回 嫌なことがあった時はポケタ・ポケタ・ポケタと叫んでみよう
    『虹をつかむ男』 ジェームズ・サーバー
 (2008・5・13)

第21回 料理業界の裏側を食い尽くす! 一流シェフの食の世界への誘い
    『キッチン・コンフィデンシャル』 アンソニー・ボーデイン
(2008・4・30)

第20回 DNAの背後にこれほどの知的興奮が存在するなんて
    『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一
 (2008・4・22)

第19回 刑務所には入ってみないと分からないことが山ほどある
    『獄中記』 ジェフリー・アーチャー
 (2008・4・15)

第18回 酒場での話題にも、睡眠導入剤にもなる「謎解き」の面白さ
    『算数パズル』現代算数セミナー編 (2008・4・9)

第17回 優雅に振る舞うことができた時代の羨ましいほどの空気感
    『優雅な生活が最高の復讐である』カルヴィン・トムキンズ (2008・4・1)

第16回 情感がたっぷりのスケッチは 昭和初期風俗の貴重な資料
    『小松崎 茂 昭和の東京』 根本圭助 編 (2008・3・25)

第15回 卓越したジャーナリストだから描ける世界的「影響力」の現場
    『インフルエンシャル-影響力の王国』 木下玲子 (2008・3・18)

第14回 フランス料理パイオニアの伝記を通じて知る戦後文化史
    『美味礼讃』 海老沢 泰久 (2008・3・11)

第13回 経済政策論議が人間ドラマになった時代のノンフィクションの凄み
    『思い邪なし』 水木 楊
 (2008・3・4)

第12回 「スタイル」が軽んじられる時代にこそ輝きを放つコラム
    『ハイ・ライフ』  タキ
 (2008・2・26)

第11回 プラモデルから見えてくる日本の技術水準
    『日本プラモデル興亡史』 井田 博
 (2008・2・20)

第10回 稀代の美食家が教えてくれた納豆茶漬の味わい
    『魯山人の料理王国』 北大路魯山人 (2008・2・12)

第9回 エンターテイメントの旗手が書いたノンフィクションの面白さ
    『「エンタメ」の夜明け』  馬場康夫 (2008・2・6)

第8回 絶対に解明されないであろう謎を読み解く恐怖
    『聖書の暗号』 マイケル・ドロズニン (2008・1・29)

第7回 だからノンフィクションは面白いと思わせた名著
    『英雄たちの挽歌』 上前淳一郎 (2008・1・22)

第6回 理知的で穏やかな経済学者がノーベル平和賞を受賞した理由
    『ムハマド.ユヌス自伝』 ムハマド.ユヌス (2008・1・15)

第5回 タイトルに似合わず面白い裏話満載のワイン啓蒙書
    『今日からちょっとワイン通』 山田 健 (2008・1・7)

第4回 構想力の大きさに圧倒されひれ伏しつつ読む小説の醍醐味
    『吉原御免状』 隆 慶一郎 (2007・12・25)

第3回 エリートの天才はなぜ経営者から作家になったか
    『星 新一 一○○一話をつくった人』  最相葉月  (2007・12・14)

第2回 つい昨日のことを忘れることができる生活の知恵
    『オンリー・イエスタデイ』 フレデリック・F・アレン (2007・12・7)

第1回 本を読むことの愚かしさ
    『読書という名のヒント』  松室哲生(2007・11・26)