講師 山崎伸治

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 谷井 等 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 野坂英吾 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 松室哲生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 岩本哲夫氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


講師 小田敬史氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 北澤俊和氏

 

 

 

 

 

 

 

講師 鈴木清幸氏
講師 竹村尚子氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師 佐藤俊和氏
講師 倉橋泰氏

2008年度

<第6回起業家塾>
 日時 2008年12月9日(火)
 場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
 講師 山崎伸治 氏 株式会社シニアコミュニケーション 代表取締役社長

 本年最後となる起業家塾の講師には、(株)シニアコミュニケーションの山崎伸治社長をお迎えしました。
(株)シニアコミュニケーションは、これからの日本社会にとって重要な使命を担っている会社です。シニア向け商品のマーケティングを基幹事業としており、プロモーションの企画から商品開発、コンサルティングまで幅広いサービスを展開していますが、同社の強みは、シニアマーケットに特化した緻密にして膨大な量のデータベースであり、これが約1500社におよぶ顧客企業から絶大な信頼を寄せられる背景となっています。
 小学生のころから本が好きだった山崎氏は、多くの『偉人伝』を読んだ経験から、いずれ世の中を変える仕事がしたいと強く思うようになりました。テレビで金八先生を見て教育者にあこがれ、もっと世界と深くかかわるためには外交官、さらに外交政策を決めることのできる外務大臣、ならばいっそ日本の進路を決める総理大臣になりたい、とさまざまだったそうです。
 大学卒業に際し、もっと社会を知りたいと思った山崎氏は就職の道を選び、大蔵省、銀行、商社と、進路に悩んだ末、自分には向いていないと思われる金融の道を選び、長銀へ就職します。
「人が成長するためにはゼロからスタートすることが大切」と考えていた山崎氏でしたが、不向きと認める業界だけあって苦労の連続。その後、証券会社に移りますが、そこでも銀行での知識などまったく役に立たず、また、ゼロからの苦労を味わうことになります。さらに、企業の戦略コンサルティングを手掛け、そこでも同じ経験をするのですが、仕事がわかってくる過程で、じわじわとそれまでの経験が活きてくることも実感したと言います。
 同氏は、企業戦略コンサルティング会社で出会ったシニアマーケットの調査で、この分野が大きな将来性を持ちながら、未開拓であることを知り、そこに自身が永く探し求めていたものを見つけたのです。
 まさに、「世のため人のためになること」「自分オリジナルであり、ひとまねではないこと」「適正利潤をあげ、サスティナブルであること」という山崎氏の起業ポリシーに合致するビジネスとの出会いだったわけです。
 シニア向け商品が充実すればシニアがハッピーになり、関連産業も栄え、国民もハッピーになる。2年間かけてビジネスモデルを作り、ちょうど介護保険がスタートした直後の2000年5月、業務を開始します。
 起業当初は、顧客の獲得はもちろん、銀行口座一つ作るのにも苦労しましたが、そこで過去の経験が活き、逆境にも耐えることができたうえ、かつての上司や仲間の助けもあって、3年めには黒字化に転換。我が国におけるシニアマーケティングのリーディングカンパニーにまで成長したのです。

 山崎氏は、起業に向き合う姿勢について
・ビジネスモデルより人とのつながりが大切。信頼関係はビジネスの基本
・起業を目指しながら就職したとしても、そこを一時的な腰掛けと考えず、目一杯がんばれ。すべての経験は後で必ず役に立つ
・新しいフィールドでは、自分が一番わかっていない存在であることを謙虚に認めよ
・強い人間などいない。自分の弱さに負けないために何をするべきかを考えよ
とアドバイスを贈りました。

 山崎氏が講義のなかで、何度も「作戦を立てる」という表現をしたのに対し、学生から、どれくらい先までの作戦を立てるのかと質問されると「一生」としたうえで、「自分は人生の到達点を決め、そこから逆算してそのときやるべきことを決めてきた。そうすることで『人生の頑張りどころ』が見えてくる」と答えました。
 さらに同氏は、「ビジネスには想像力が欠かせない。それを与えてくれるのが本だ」と語り、読書することの大切さを強調しました。
 読書家を自認する山崎氏一番のお勧めは、「アルケミスト」。アンダルシア地方に住む少年サンチャゴがエジプトのピラミッドまで旅をする話です。人生の示唆に富むこの書の中でも、同氏がもっとも印象深いのが「夜明け前が一番暗い」という一節で、どん底の状態でも挫けずにがんばれば、必ず明るい未来が訪れるという意味で、これまでにも何度となく助けられた言葉だそうです。
 また、10代のころ登山した折に山男から聞いた「信じて疑わず、望みて屈せず、愛して止まず」という言葉を、座右の銘として披露してくれました。
 講義後の交流会では、さらに多くの話を聞きたい学生たちに取り囲まれた山崎氏でしたが、時間いっぱい熱心に語る姿が印象的でした。

 


 

<第5回起業家塾>

 日時 2008年11月12日(水)
 場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
 講師 谷井 等 氏 シナジーマーケティング株式会社 代表取締役社長

 シナジーマーケティング(株)は、大阪に本社を構えるCRMシステムサービスのリーディングカンパニーです。今年の第5回目となる企業家塾の講師には同社の谷井等社長にお越しいただき、お話を伺いました。
 谷井社長は、大学卒業後NTTに就職しますが、思うところあって1年足らずで退職。洋服店を営んでいた実家にもどり支店を任されます。店の売上げを伸ばそうと立地に合った品ぞろえに変えてみたり、よい接客とは何かを研究するうち、お客様の心をつかむことがリピート顧客の獲得につながり、新たなお客様を生むきっかけにもなることに気づきます。この時の経験が、起業後のさまざまな局面で大いに役に立っているといいます。
 とくに、経済成長率が鈍り、人口が減少し、消費者のニーズやライフスタイルが多様化した現在においては、マス媒体を利用した広告やプロモーションによる顧客獲得は限界をきたし、個人個人へのきめ細かいサービスによるリピート顧客の獲得こそが、事業成功のカギになる方法として注目されているからです。
同社の基幹事業であるCRMシステムサービスは、企業が持っている顧客データを基に、個々のエンドユーザーに対して最も魅力的かつ効果的な販売促進策を打つためのシステム提供であり、今後ますます需要の拡大が見込まれる分野の事業です。
 谷井社長は、かつてフォードが世に送り出した世界初の大衆車T型フォードによって、後に世界中の行動様式が変わった事実を例に出し、ヘンリー・フォードこそ、経営者としての究極のロマンを体現した憬れの人物であり、自身も常に高い志を持ち続ける企業経営者でありたいと強調しました。
 講義の最後に、座右の銘として「他人のおかげ、自分のせい」という言葉を紹介し、成功を他人のおかげと考え、失敗は自分のせいと思う謙虚な気持ちを持ち続けよう、と語りかけました。

社長の名刺の裏には、こう書かれています。

   101点のサービス
   「え、そこまでやってくれるの?」
   101点のサービスとは
   プラス1点の驚きを提供することです。
   いい意味でお客様を裏切ること。
   何かひとつのアイデア、1点でいいのです。
   120点が必要なわけじゃない。
   プラス1点がお客様の心に残れば、
   そのお客様には、またご利用いただける。
   1点の継続。これが、シナジーマーケティングが
   お手伝いする【CRM】の原点です。

実に社長の経営姿勢を象徴する言葉です。
 谷井社長は36歳と若く、学生と年齢が近いこともあり、講義後の交流会でも、出席者たちと熱心に語り合う姿が印象的でした。


<第4回起業家塾>
日時 2008年10月17日(金)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 野坂英吾氏 株式会社トレジャー・ファクトリー代表取締役社長

(株)トレジャー・ファクトリーは、国内に34店舗のショップを展開する国内屈指のリサイクルショップ運営会社です。今回の起業家塾は、1995年に同社を立ち上げ、新しいリサイクルショップのスタイルを築いた野坂英吾社長にお越しいただきました。
 父上が商社勤務だったため、1歳から10歳までシンガポールで育った野坂社長は、子供のころから「将来は社長になる」と決めていたそうです。大学では起業研究のサークルに所属し、中心的存在として活動。当時からNHKのテレビ番組に取り上げられるほど注目される存在でした。
 学生時代にアルバイト先でゴミ捨て場に捨てられていた電化製品の山を見て、「もったいない」と思ったことと、粗大ごみの回収が有料化されることが大きなきっかけとなり、リサイクル会社の起業を決意、独自のビジネスモデルを構築します。
 野坂社長は、大規模展開は難しいと言われてきたリサイクル業界に、社名のとおり「宝物の工場」を誕生させるべく、自分の足で48にもおよぶ店舗を見てまわり、徹底的に研究した結果、創業間もない1995年10月、東京足立区に倉庫を利用した1号店をオープン。従来の常識を覆す「キレイに売る」「値札を付ける」「保証を付ける」の3点を同店の特長として掲げ、苦労と試行錯誤を繰り返しながら徐々に店舗数を増やし、今や幅広い年代層から絶大な支持を受け、成長率120%を維持し続ける優良企業に育てあげました。
 起業を目指す学生へのアドバイスとして、「具体的なプランを立てる」「いきなり100%を求めず、地道に取り組むことが大事」「企画力は大事だが、修正力はもっと大事」と語り、企業の経営には、事前の計画とまわりの変化に対する柔軟な対応が大切であることを強調しました。
 また、経営者としての一番の喜びを、お客様から感謝されることとしたうえで、いまは自分の思いを伝えた社員が、お客様から感謝された時が一番嬉しい、と、具体的なエピソードを交えてつけ加えました。
 36歳という若さは、起業家塾の講師としては最年少であり、大学卒業直後に創業した会社を成功させた経営者とあって、講義終盤の質疑応答やその後行なわれた懇親会の場でも、学生との間で熱心な会話が交わされました。

 


<第3回起業家塾>
日時 2008年9月26日(金)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 松室哲生 株式会社ブイネット・ジャパン代表取締役社長

 本年度第3回目の起業家塾は、本サイト編集主幹であり、起業家塾を主宰するブイネット・ジャパン社長でもある松室哲生が講師を務めました。これは、当サイト内でもご案内のとおり、去る9月10日に松室自身の著書「おもろい会社研究」(日経新聞出版社刊)が出版されましたが、これを機に、松室がジャーナリストとしての視点でとらえ、分析した「起業の本質」や「よい会社の条件」などを、起業に興味のある学生たちにきちんと伝えることで、次回以降に予定されている企業経営者の講演内容をより深く理解してもらうために行なわれた企画です。
 講演では、「おもろい会社研究」には、載せきれなかった企業の話題や、当時すでに87歳という高齢にもかかわらず、独自の観察眼と衰えを見せない探究心の強さを目の当たりにし、松室自身、過去もっとも印象的なインタビューだったと振り返るP.F.ドラッカーのエピソードなども披露されました。
 今回は参加者も多く、講演に続く質疑応答では学生からの質問が相次ぐなど、大きな手ごたえを感じることができました。その後行なわれた恒例の懇親会でも、終了時間間際まで質問や意見が飛び交い、講演第2幕と言えるほどの盛り上がりを見せました。

 


<第2回起業家塾>
日時 2008年8月20日(水)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 岩本哲夫氏 株式会社アイル 代表取締役社長
「俺は・・・・」というフランクな語り口調で講義が始まると、参加した学生はすぐさま話に引き込まれ、笑いを交えた1時間はあっという間に過ぎました。岩本社長の話は、就職した当時のエピソードからコンピュータのトップセールスを経て起業を決断するまでのいきさつ、そして、経営トップとして、また人として大切にしていることにまでおよび、その内容は実に自由な発想に満ちた型破りなものでした。<br>
アイルは、システムソリューション、人材ソリューション、Webソリューション3分野を横断的に手掛けるわが国唯一のクロスオーバーマネージイメント企業です。<br>
最近は、大企業の内定を断ってまで入社を希望する学生や、中には採用試験に落ちても何度でも挑戦する若者がでるほどの人気です。<br>
その魅力の背景には、無借金経営というデータ上の魅力以上に、会社を支える社員全員が人間同士として公平に接し、のびのびと働ける環境が培われていることの大切さを説く、岩本社長の熱い思いがあることを改めて知ることができました。<br>
講義終了後に行われた参加者の自己紹介では、感動した岩本社長が「みんなうちで採りたいわ!」と、コメントするひとコマもあり、それに続く懇親会では、さっそく社長を取り巻く輪ができ、講義の続きとも言える社長の熱のこもった話にじっと耳を傾ける学生たちの姿が印象的でした。

 


<第1回起業家塾>
日時 2008年7月9日(水)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 小田敬史氏 株式会社ビューティ花壇代表取締役社長
 故人の生前ゆかりの題材を生花による造形で表現した祭壇には、誰もが目を奪われます。このユニークな祭壇で東京の葬祭市場に進出し、上場を果たした(株)ビューティ花壇の代表取締役社長小田敬史氏が今期第1回目の講師でした。
 元航空自衛隊パイロットと聞くと、パイロットがなぜ花屋さんに?と誰もが疑問に思いがちですが、実はパイロットと実業家になることは、子供のころから持ち続けていた二つの夢だったとか。「自分の夢をかなえるためには、社会に出てから10年は死に物狂いで働くことが大切。自分の場合は、自衛隊を退官してから10年だが、大卒なら通常22歳から31歳まで。その結果見えてくるものの中に成功へのヒントが必ずある」と、苦労にめげず目標を追い続けることの重要さを熱く語り、学生たちに感動を与えました。


2007年度

<第6回起業家塾>
日時 2008年1月30日(水)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 北澤俊和氏 学生情報センターグループ代表取締役会長
 学生情報センターは、大学生の住まいの仲介や物件の管理を手がけるわが国の代表的企業です。学生のよりよい生活環境確保を最優先に考える独自の経営哲学が、多くの利用者や大学から支持され、いまや業界での地位は不動のものになっています。
 北澤会長は、起業する上で大切な心構えは「明
確な目標を設定し、安易に近道をしないこと」。努力すべきは「人から好かれること」。商売成功のキーワードは、大切な順に「人脈、職種、人材、そして最後に金」と、経営者としての持論を熱く語りました。

 

<第5回起業家塾>
日時 2007年11月20日(火)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 鈴木清幸氏  (株)アドバンスト・メディア代表取締役社長
2006年度の世界アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーに選出され、今年モナコで表彰されたアドバンスト・メディアの鈴木社長が第5回目の講師でした。アドバンスト・メディアは鈴木社長は世界的な音声認識技術を開発している会社で、当日は鈴木社長がデモンストレーションをしながら、その技術の凄さを体験させてくれました。また、起業に至った経緯などの質問にも丁寧に答え、学生たちの賞賛を得ていました。


<第4回起業家塾>
日時 2007年10月24日(水)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 竹村尚子氏  ムーンライトキャピタル(株)代表取締役社長
竹村社長は、1989年より米国大手年金基金のTIAA-CREF(全米大学教職員年金基金)で
米国人以外で初めて日本株の運用に携わり、2001年には、『Forbes』誌の世界のベスト・ファンドマネジャー20人に選ばれるという経歴を持ち、日本で女性としては初の投資ファンド会社を設立しました。帰国子女であった自分の青春時代の経験と重ね合わせ、いかに日本スタンダードでは世界に通用しないか、その気持ちを全面に出しながらの熱い講演でした。


<第3回起業家塾>
日時 2007年9月19日(水)
場所 代々木オリンピック青少年センター
講師 石橋博良氏  (株)ウェザーニューズ代表取締役会長
第3回目の起業家塾は、東京大学起業サークルTNKが主催する「TNK経営シミュレーション2007」のセミナーとの共催という形で行なわれました。ウェザーニューズの石橋社長は独特のべらんめえ口調で、最初から学生たちを引き込み、米国気象会社の日本支店からスタートした気象会社が世界一の会社になるまでの経緯に触れながら、なぜ起業が大事か、どんな気持ちで起業したかを熱く熱く語りました。


<第2回起業家塾>
日時 2007年8月8日(水)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 佐藤俊和氏  ジョルダン(株)代表取締役社長
PCや携帯でお馴染みの大ヒットソフト「乗換案内」を作った、ジョルダン(株)の佐藤社長を第2回の講師に迎えて行ないました。「東大紛争に巻き込まれ、授業が休講のまま学生生活がスタートした。自分はモラトリアム起業家」と称する佐藤社長は、学生の頃から一貫してソフトウェアの開発に取り組み、大手企業に属することなく最初の会社から分離独立する形で現在のジョルダンを起業したその経緯を熱く語りました。

 

<第1回起業家塾>
日時 2007年7月6日(金)
場所 NASICプラザ(青山オーバルビル15階)
講師 倉橋泰氏 (株)ぱど代表取締役社長
講師に(株)ぱどの倉橋泰社長を迎えて開催しました。倉橋氏は京大工学部を卒業したあと、(株)荏原製作所に入社しましたが、アメリカ駐在中にフリーペーパーの魅力に取り付かれ、帰国後起業した異色経営者で、日本全国で1400万部のフリーペーパーを発行している企業で2002年に大証ヘラクレス市場に上場しています。当日は倉橋氏の起業した経緯から、フリーペーパーの魅力まで、内容の濃い話で盛り上がりました。